某誌の連載は「とりあえず様子見で3回くらいやってみましょうか」で始めて,今月発売の号で3回掲載になりましたので,終わりました.
担当編集の方々や読者からの反応は悪くは無かったと自負はしているのですが,もっと大枠のところで色々と思うところありまして.主に私の側の問題です.
計算機科学(工学)周りでは,高校生/高専生/(情報工学専攻以外の)大学生には触れる機会がないけれども,プログラミングするなら知らないと辛い概念が結構あります. 私自身も専攻は物理で,計算機科学の高等教育を受けておらず,しんどい思いをしてきました.身に沁みています. 計算機科学の触りを,初学者向けに軽め/短めに解説するという連載の趣旨そのものは,提案した私が言うのもナンですが,良いと思っています. どなたかパクっていただけないかなとも思うのですが…止めた私が言うのもナンですが.
ともあれ,期待して頂いた読者がいらっしゃったかもと思うと,申し訳ない気持ちはあります. エアお詫びを兼ね,「4回目があったとしたら,何を扱うかな」というお題で,小一時間で書いてみました. 編集/校正を通しておらず,イラストもありません. よって,読みづらいかもしれませんが,どうぞ.