ファンディングのためのファンディング,始めます.(その1)

社会起業を行おう,という結論に達しました.

いや,いまさら,意識高い大学生のようなことを思い立ったわけではありません. また,まだ40代前半ですから,社会貢献の余生を模索するには早すぎます. 私は私のビジネスも続けます.

ただ,私が取り掛かりたいビジネスの 副産物 に,社会起業的価値があるかもしれないと,ふと思いついたのです.

当初,私が考えたこと

ピザ屋がお酒も始めました

たまには技術の話. PizzaFactory の話は pizzafactory.jp に書くべきなのだけれども,諸般(外部)の事情で正式リリースとは言えないので.

PizzaFactory for Homebrew アルファリリース

背景

失敗分析: 債務のこと

破産という不幸ネタであんまり引っ張るのは,なんか下品だなぁと思いつつ. という前口上は毎度のことなので省略です.

そして,いつもながら,ご指摘頂いた方のお名前は伏せます.

前回のおさらい

破産後に社会からどんな制裁を受けると予想しているのか…とか、債権者に対する申し訳ないという気持ちが全く無いのか…とか

このtweet,前回も引用しましたが,質問に答えませんでした.

「ねえねえ,今どんな気持ち?」というアスキーアートが想起されるような,軽率な質問. 一般論として,こういう質問は危険です. 野放しにすると死人が出かねないので.

その点,重々に押さえた上で.

しかし,私は,(手続きの全てを終えておらず,渦中のまっただ中ですが),心理的には整理がついています. 2つの質問に答えておきたいと思います.

Q. 破産後に社会からどんな制裁を受けると予想しているのか

質問の1つめについては,質問が「社会から」という曖昧模糊な表現なので答えづらい….

答えづらいというのは,都合が悪いというのではなくて,曖昧過ぎて具体的に答えようがないわけです. 普通の破産は民事事案であり刑法事案ではありません. 国家が代表するような種類の社会から制裁を受けることは無いので.

とはいえ,曖昧模糊を解釈した上で言うならば,という見解はあって,それは本稿の後半で.

Q. 債権者に対する申し訳ないという気持ちが全く無いのか

質問の2つめについて,ストレートにいえば,申し訳ないと思いますよ. 建前でなく,本音で. 借りたものは返す,払うものは払う. これ,言うまでもなく,商売のキホンのキですからね.

申し訳ないと思わないはずがないです. 日本の義務教育を受けて,通信簿の道徳の欄に問題がない人なら.

最初の起業をしてから約12年,急激に資金繰りが悪化してギブアップまで2年として差し引き,ざっくり10年間です. この期間は,綱渡りながらも信用を得て商売していたわけですし.信用を得る程度の,最低限の商倫理はある(あった)ってことです.

己の商倫理と現実との折り合いの付け方と,教訓